多発性筋炎再発…

大げさにタイトルを書いたが、若干数値がオーバーしたというレベル。炎症反応もありステロイドパルスを点滴で打ち込んだ。入院にはならずに済んだが、毎日のステロイド内服容量が増加。副作用のムーンフェイスが早くも出ている。脂肪と糖に注意の生活になるのだが、今回はもう節制しない。美味しく美味しいものをいただこう。熱っぽさと痛みが敵だけど付き合うしかない。なんだろうねぇ。全く切迫した気持ちがない。今という時間が楽しければ良し!

賢治好きの検証とありがとう、嫁

 幼いころの愛読書はドラえもん三国志横山光輝さん)で、まだどちらも連載中でした。コミックトムコロコロコミックを同時期に読んでいたのですが、今思えば不思議な組み合わせですね(笑)

その時代にコミックトムで、宮沢賢治の「注文の多い料理店」が読み切り漫画で掲載されましたが、風や何かがすべて薄気味悪く、私の記憶に強烈に焼き付けられました。それから活字の賢治を読むようになり、独特の世界観の虜になったのが、私の賢治好きのそもそもの所以です。

あとは、歴史小説や史実に基づく時代劇が大好きでした。そのうち、過去の人たちの生死や生き様、造形物への憧れと、刹那の儚さ、風情に対する愛おしさが深層に常駐し、今、目の前の景色に100%に喜べなくなりました(中学生の頃かな)心から楽しく笑えない、いつも自分を傍観している自分、そんな日々のまま成長しました。学校や職場では、笑顔で何でもトライし食べ物すら好き嫌いがない。能力的にも自信があり、人から羨ましいとまで言われるようになりました。でもそれは表層的に繕った自分なのです。ごく一部の人だけに「何を考えているの分からない」と言われた事がありますが、多くの人から見れば、元気で光って見えたかもしれません。しかし、頭の中にはもう一つの薄暗い世界が常に存在しているのです。私の琴線は【死】に触れるものだと思います。身内の病気や死もあり、怖がっていた子供が大人になっただけなのかもしれません。賢治ワールドは、そんな私がまっすぐに引き込まれる世界・空間であり、まさに【童話】です。内容をあれこれとは語りませんが、色々な意味で凄いと思える人物でもあります。

色々と書きましたが、これらの事を具体的に考えたり気づかせて気づかせくれたのが嫁です。私に全力で向かって来て、率直で的確な意見を言います。加えて誠実な人。嫁のおかげでもう一度成長する事ができ嬉しく思います。まっすぐな幸せをたくさんもらって、仕事人間の自分が私生活の充実を考えるようになりました。出会った時に10年預金を持ち掛けられ「10年先の事は分からない」と断ったのを思い出します。「お前」呼ばわりされたのも初めてで、凄く楽しい思い出です。ありがとう、嫁。

傍観者からの脱却

こんばんは。初めての、はてなブログへ書き込みです。

まず最初に、田舎県民なので方言で書きます。ご容赦ください。正直に、自分の言葉で喋ってみます。

はてなブログは嫁が長くやってるので楽しみに見てました。文才もないので、読むだけの状況が続いていたのですが、この度一念発起(大げさではない)書いてみることにしました。このところ、流れる時間をつくづく実感する事が多くなり、書き留めるのも良いかなと思ったのです。(時間への儚い思いは幼少からですが)

私は多発性筋炎という病を患っています。症状は重症の部類に入っていると自覚しています。発症後2カ月で、身体のあらゆる筋肉が自分の言う事をきかなくなりました。口をあけるのも食べ物を飲み込むのも苦痛なほどに。国立病院機構から膠原病の専門病院を紹介され、そこで一目で病名を当てられ、適切な治療で九死に一生を得ました。嫁の献身的な介護も忘れられません。

それまでの自分はというと【傲慢】の一言です。あらゆる事に自信に満ちていて、体力・筋力もその鎧の一つでした。嫁と出会ってすぐの高速道路。サービスエリアの鉄棒を見ると、飛びついてグルグル回り、得意そうにするバカです(笑)その鎧の一つの筋力を徹底的に無くされました。それも自分の免疫に。病気後に同じ鉄棒を見たら、とても高くて、やるまでもなく無理だと悟りました。今は、人は得意な分野があると、少しでもそこにしがみつくものだと気づくことができました。失ったものより、得るものが多い発病後の生活を送っています。部下や周りに対しても「できないのは努力が足らない、もしくは工夫が足りない」と思ったり、言葉を浴びせていた自分が、人に頼らないと自分ではできない人になりました。でも不思議なことに「悔しい」という気持ちは無く「あー、無くなったんだ」としみじみ実感しただけです。実生活では体力を仕事で使う場面が多い職場でしたが、上司や部下たちの気遣いに救われました。人に感謝する毎日は、自分の思い通りの毎日と比べても遜色はありません。いや、むしろ心地よいものです。「お願いね」は昔の自分には無かった言葉です。言っていたとしても薄っぺらだった気がします。今は心から正直に、人に感謝し、お願いができています。

嫁には「病気前より優しくなった」と言われますが、それは皆さま方のおかげなのです。もちろん嫁を筆頭に。してもらった事にお返ししたい。今の自分にできる環境の中で。そして自分も、もっともっと楽しむつもりです。5年間で3回死にかけましたが(笑)現在は丸1年以上入院しておらず、もう発症しないんじゃないの?と思えるほどです。以前の筋力が回復する事はもう2度とありませんが、違う幸せが嬉しいのです。

闘病時の状況や思い出、近況報告などなどは次の機会に。ではまた。